『世界一の夕陽と生きる』
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(房日新聞 2025.6.26.付)
残さなければならないもの②
残さなければならないものがもう一つあった。ただし、これも映画の中では扱えなかった。人間が生きていく中で必要な「衣食住」の一つ、「食」である。
どの地方にも「わが町のごちそう」があるはずである。NPO法人安房文化遺産フォーラムが編さんした小冊子「おらがごっつお富崎―わが家のごちそう―」がある。黄色い地に黒い文字が目立つ。中を広げると巻頭にこう書かれている。
「このレシピ集は、国土交通省の『新たな公』によるコミュニティ創生支援モデル事業の一環として、富崎地区の皆さんといっしょに漁村の食文化『おらがごっつお(わが家のご馳走)』を調査し、まとめたものです」 続きを読む »»
自治労連千葉県本部女性部の皆さんが平和学習で来訪。
館山市コミュニティセンターで座学の後、
齊藤陽子・拓郎さん母子の経営する館山パイオニアファームで、
手づくりヘルシーランチ(おらがごっつお)をご馳走になる。美味!
今日のレシピは、
・ごんじゅう(館山の郷土料理、八幡祭礼の神輿で食べる肉むすび)
・味噌からなます ・相川肉店の館山メンチ ・館山ハムのベーコン
・あげいちの唐揚げ ・宮本養鶏の卵焼き ・地産サラダ ・枇杷
同農園は、イチジクを中心に枇杷などを栽培し、若手の起業として注目されている。がんばれ~!
今夏、旧安房南高校の木造校舎(県文化財)で
安房ビエンナーレを開きたいという意向で、美術家の皆さんと、
千葉大学建築学部岡部明子ゼミの学生さんたちが清掃活動を行なった。
2008年に安房高校に統合され、ほとんど利用される機会が少ないが、
市民の間では、由緒ある木造校舎を地域活性化のために有効利用したいという声が高い。