祝!千葉県文化財保護協会より表彰

このたび、NPO法人安房文化遺産フォーラム代表の愛沢伸雄が、

千葉県文化財保護協会より、長年にわたる文化財保護の功労を表彰されました。

【功労の内容】  本年1月、館山市所在の戦国大名里見氏「稲村城跡」が国史跡に指定され、保護・活用の環境が整った。稲村城跡については、市道路建設計画が具体化し破壊直前の状況にあったが、愛沢氏は「里見氏稲村城跡を保存する会」を立ち上げ、氏が世話人代表となって保存運動を展開、存在の意義や文化財的歴史的な価値観・重要性を強く訴えてきた。「保存する会」は会員数100余名、城跡内の定期的な草刈りをはじめ、展示会・ガイドブックの作成、案内板の作成、現地案内や学習会、冊子の刊行、周辺重要城跡の見学会等々、16年の長期に亙り様々な活動を行ってきた。こうした活動は内外の賛同を得、行政も請願を採択、国史跡指定への原動力となった。これまで「館山市稲村城跡調査検討委員会」委員をつとめ、本年より「館山市稲村城跡保存・管理計画策定委員会」委員の委嘱を受け、市民代表として保存・整備計画に取り組んでいる。また、教員在職中から安房地域における戦争遺跡の調査・研究をすすめ、このうち赤山地下壕が館山市の史跡指定を受けるなど、氏の文化財保護に尽瘁した功績は極めて顕著である。

【御礼挨拶】 御礼挨拶:H24千葉県文化財保護功労賞