お知らせ

【房日】120718青木繁が滞在した小谷家を一般公開

館山市の青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会は、8月22日に青木が滞在した布良の小谷家住宅の公開見学を行なう。時間は午前10時から正午まで。青木は、1904(明治37)年に小谷家に滞在し、名画「海の幸」を生んだ。09年に市の文化財に指定されている。

同会ではこの後、8月5日と19日にも公開(いずれも午後1時から4時)を予定している。

(房日新聞2012.7.18)

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【房日】青木繁テーマに研究者が講座

洋画家、青木繁(1882~1911)の作品「海の幸」(重要文化財)について学ぶ、館山市中央公民館の第3回ふるさと講座が、あす22日午後1時半から、同市コミュニティセンターで開催される。一般が対象で、定員は150人。参加者を募っている。無料。

同市の渚の駅たてやま渚の博物館で開催の巡回展「青木繁『海の幸』オマージュ展」の関連事業として開催する。講師は、福岡大学人文学部教授の植野健造氏。植野氏は「海の幸」を所蔵する石橋美術館学芸員で25年間勤務。昨年は「没後100年青木繁展-よみがえる神話と芸術展」を企画し、「青木繁《海の幸》」(中央公論美術出版)など、著書も多数。

テーマは「青木繁の生涯と芸術―《海の幸》を中心に」。青木は、1882(明治15)年福岡県久留米市に生まれ、画家を志して上京。1904(明治37)年に東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業すると、友人らとともに訪れた館山市の布良で、代表作となる作品「海の幸」を制作。講座は「海の幸」を中心に、青木の生涯を紹介する。

問合せは、館山市中央公民館(0470-23-3111)へ。

(房日新聞2012.7.21)

日本興亜おもいやり倶楽部の助成金

日本興亜おもいやり倶楽部の助成金10万円が
青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会に寄贈されました。
日本興亜損害保険株式会社が役職員有志を会員とし、
毎月の給与から100円を拠出した基金に会社が同額を上乗せしてファンドを作り、
社会福祉や環境分野、国際貢献、教育文化活動支援、地域貢献、災害被害者救援などの
分野に取り組む団体等に寄付する社会貢献活動制度です。

7月14日、館山市出身の同社社員・山崎優子さんから、当会・嶋田博信会長へ
贈呈式を小谷家住宅にて行われました。

有効な使途に活かしていきたいと考えています。どうもありがとうございました。

(房日新聞2012.7.20付)

青木繁が滞在した小谷家の一般公開日

(房日新聞2012.7.18)

館山市の青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会は、

8月22日に青木が滞在した布良の小谷家住宅の公開見学を行なう。

時間は午前10時から正午まで。

青木は、1904(明治37)年に小谷家に滞在し、名画「海の幸」を生んだ。

09年に市の文化財に指定されている。

同会ではこの後、8月5日と19日にも公開(いずれも午後1時から4時)を予定している。

 

第9回同心展

旧館山高校の教員仲間で開く同心展。

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会の会員からは、

彫刻家の船田正廣さんが、刻画『海の幸』、水彩画『小谷家住宅』、

神話のふるさと布良に上陸したという天富命と祖神・天太玉命の木彫。

愛沢伸雄さんが、多色刷りの版画3点。

7月1日~13日、南総文化ホールギャラリーで開催中。

ぜひお立ち寄りください。

布良という聖地へ行こう(芸術散歩バスツアー他)

*布良の「小谷家住宅」公開見学日

・7月14日(土)10:00〜12:00
・7月22日(日)10:00〜12:00
・8月5日(日)13:00〜16:00
・8月19日(日)13:00〜16:00

◎ 送迎はありません。

館山駅からJRバス関東で20分、

「安房自然村」下車、徒歩5分。

青木繁が滞在した「小谷家住宅」は館山市指定文化財ですが、ご高齢の小谷家当主ご夫妻がお住まいの住宅のため、通常は一般公開されていませんのでご注意ください。

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*館山の芸術・文学散歩バスツアー

参加費=2,000円(昼食・資料代)要予約
・9月1日(土)10:00〜16:00
・10月6日(土)10:00〜16:00
集合・解散=JR館山駅西口

古くから画家や文人墨客に愛された風光明媚な南房総・館山は、多くの芸術や文学が生まれています。青木繁《海の幸》をはじめ中村彝《海辺の村(白壁の家)》など多くの画家が描いた布良は、林芙美子が青木を題材に書いた小説『夜猿』や高田敏子の詩『布良海岸』の舞台でもあり、岬を越えた白浜では若山牧水が「白鳥や哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」を詠んでいます。歌舞伎や人形劇にもなった『南総里見八犬伝』は実在した戦国大名・房総里見氏がモデルになりました。どこをめぐるか、乞うご期待!

宿泊プランをご希望の方は、翌日、館山を代表する戦争遺跡「赤山地下壕(館山市指定文化財)」のガイドサービスもご利用いただけます。詳しくはお問い合わせください。