お知らせ

小谷家住宅のひな祭り

青木繁「海の幸」誕生の家

小谷家住宅のひな祭り

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漁村の築130年の和風建築は、明治37(1904)年夏に画家・青木繁が滞在し、重要文化財の名画『海の幸』が描かれた家として知られる館山市指定文化財です。

青木繁を敬慕する全国の画家たちによって保存運動が進められており、一般公開に向けてまもなく修復着工の予定です。江戸期のものと思われるお雛様も見つかりましたので、期間中特別公開しまています。どうぞお越しください。

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【日時】2014年3月1日(金)〜3日(月) 10:30〜15:30

【アクセス】JRバス安房自然村バス停から徒歩3分



【関連事業】

・2月15日(土)=ふるさと館山松岡の偉人・福原有信を語る会

・2月16日(日)=椿の館・小原家庭園

・2月16日(日)=シンポジウム館山まるごと博物館

【房日】131218*青木保存会、東京の歴史館物視察

青木保存会、小谷家住宅公開に向け

東京の歴史建物視察

明治期の洋画家、青木繁が画学生時代に滞在した館山市の小谷家住宅(同市指定文化財)の保存を目指す、「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」(嶋田博信会長)は、このほど、東京の歴史建物バスツアーを行った。会員ら25人が参加。先進事例視察として新宿区立中村彝(つね)アトリエ記念館と旧安田楠雄邸庭園(東京都指定名勝)を訪問した。

同会では、市のふるさと納税制度を活用し、全国の著名な画家が組織するNPO法人青木繁「海の幸」会とともに募金活動を展開。今後、2か年の修理復元工事を経て一般公開を目指している。

館山の転地療養をきっかけに画家となった中村彝は、新宿中村屋の相馬愛蔵夫妻から支援を受けて活躍した。大正期に新宿区下落合に建立した彝のアトリエは、住民による長い保存運動の末、新宿区によって新築復元され、今春から記念館として公開が始まっている。館内はイーゼルや調度品と複製画の展示で当時の雰囲気が再現され、映像で彝の生涯や画業を紹介している。奇しくも館山中村屋は、昭和初期に新宿中村屋から暖簾(のれん)分けした老舗であり、本店喫茶室には彝が布良で描いた「海辺の村(白壁の家)」の複製画が常設されている。

一方、文京区千駄木の旧安田邸は大正期建立の近代和風建築として価値が高く、現在は公益財団法人日本ナショナルトラストに寄贈されている。週2日の公開だが、今回は貸切の特別見学として企画され、管理運営を担っているNPO法人文京歴史建物の活用を考える会(通称たてもの応援団)理事の多児貞子さんから講義を受けた。市民ボランティア80人が建物や庭園の行き届いた清掃管理や館内ガイドなどに活躍。きめ細かい工夫や季節ごとに趣向をこらした企画が好評で、リピーター来場者も多いという。

視察を終えた参加者、「小谷家住宅の公開後のビジョンを具体的に描くためのヒントを多く得た」としている。

(房日新聞2013.12.18付)

【房日】130424*富崎小で若手劇団員がミュージカル披露

若手団員がミュージカル披露

休校の富崎小で合宿の劇団「歌舞人」

(房日新聞2013.4.24付)

昨年4月に休校となった館山市の富崎小学校で21日、劇団「歌舞人(かぶと)」の若手団員がミュージカル「アラジンと魔法のランプ」を上演した。市内を中心に子どもからお年寄りまで300人が集まり、生の舞台を楽しんだ。

歌舞人は、刑事ドラマ「太陽にほえろ!」でボン刑事役を務めた俳優、宮内淳氏が、俳優を目指す若者を育成するために主宰している劇団のひとつ。富崎小での稽古合宿をさる16日にスタート。17人が教室に寝泊まりしながら練習に汗を流し、この日の舞台で成果を披露した。

舞台では、主人公アラジンとエメラルド姫、魔法のランプから現れる魔人のジーニーが繰り広げる不思議の世界を、歌と踊りで演出。役者がステージから飛び出し、客席とふれあう場面もあり盛り上がった。

市内の女子小学2年生は「体育館が暗くなって少し怖かったけど、アラジンとエメラルド姫の歌や踊りがとても上手で楽しかった。また見たいです」と、間近でみる舞台に大喜びだった。

劇団を主宰する宮内さんは開演前に「地元のみなさんには、稽古合宿を温かく迎えていただいた。差し入れや風呂の面倒など本当に良くしてもらいました。お礼の意味もこめて稽古の成果を披露したい」などとあいさつした。

【房日】130419*若手劇団員が富崎小で稽古合宿

若手劇団員が稽古合宿

休校の富崎小 21日に舞台上演

(房日新聞2013.4.19付)

昨年4月に休校となった館山市の富崎小学校で劇団「歌舞人(かぶと)」の若手団員17人が稽古合宿している。最終日の21日には合宿の成果を地域に披露するため、「アラジンと魔法のランプ」の舞台を上演するという。

歌舞人は、刑事ドラマ「太陽にほえろ!」でボン刑事役を務めた俳優、宮内淳氏が、俳優を目指す若者を育成するために主宰している劇団の3つの劇団のひとつ。全国の学校などを巡り、地域とのふれあいを深めながら公演活動を展開している。

富崎小での合宿は16日からスタート。17人は教室を寝泊りに利用し、舞台セットを仕込んだ体育館のステージで、照明係や裏方の仕事をこなしながら、本番さながらに熱のこもった舞台練習を繰り返している。

21日の舞台上演は午後2時からで無料。劇団では「地元の人たちへのあいさつ代わり。夢と魔法のイリュージョンミュージカルを家族そろって楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

富崎小の合宿利用に地元も歓迎ムードで、NPO法人安房文化遺産フォーラム(0470-22-8271)が上演の事務局として協力。富崎地区コミュニティ委員会の磯部勲会長は「休校中の施設はいつでも使えるように整備している。合宿は歓迎。ミュージカル公演が楽しみ」と話している。