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*江戸人形浄瑠璃を楽しむ会「傾城阿波の鳴門巡礼歌の段」
*煎茶道を楽しむ会
*ひな祭り
*青木繁「海の幸」が初めて海外へ〜パリ・オランジュリー美術館
*記念館レポート
・オープン8か月で2,565名が来館
・大村智先生の記念植樹もすくすくと
・庭のウリ畑と宝貝すトララップ
・神田吉右衛門日記に内村鑑三来訪の記述
・小谷喜録の義弟・日箇原繁と「月刊スケッチ」
・『わだつみのいろこの宮」えお布良で構想した背景
*富崎まちかどミニ博物館とお宝発見めぐり
*青木繁旧居にブロンズ像「刻画・海の幸」寄贈・序幕、
・複製画「わだつみのいろこの宮」も寄贈
日時=2016年12月5日(月)〜30日(金)・1月6日(金)〜31日(火)
11〜18時(定休日:水曜日)
会場=光澤堂
(東京都中央区銀座4-6-11銀座センタービル7階)
TEL=03-5524-0524
日時=2016(平成28)年12月5日(月)〜10日(土)
11:00〜19:00(最終日は17時まで)
場所=東京・銀座 ぎゃらりい サムホール
(東京都中央区銀座7-10-11日本アニメーションビル2階)
TEL=03-3571-8272
◎オープニングパーティー=初日5:00〜7:00
*今回は116名の作家の出品による大展覧会となります。
パリで来年、特別展
青木繁「海の幸」など紹介
【Topics】ブリヂストン美術館の名品
(毎日新聞夕刊2016.11.22付)…⇒印刷用PDF
ブリヂストン美術館で知られる石橋財団コレクション展が、来年4月から4カ月にわたって、パリ・オランジュリー美術館で開催されることが決まった。同館では、特別展として海外のコレクションをまとまった形で紹介するのは初めての試みだという。
「ブリヂストン美術館の名品—石橋財団コレクション展」は来年4月5日〜8月21日に開催される。オランジュリー美術館・オルセー美術館とは、2012年に共同企画「ドビュッシー、音楽と美術展」を開催。こうした縁から、フランス側の提案で実現したという。
東京・京橋のブリヂストン美術館は入居ビル建て替えのため現在休館中で、19年秋に開館予定。今回は、青木繁「海の幸」や藤島武二「黒扇」といった日本人画家が描いた近代洋画をはじめ、ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルペンティエ嬢」やピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」など印象派から戦後の抽象絵画まで76点が展示される。
同コレクションは、1962年にパリ国立近代美術館で、フランス近代絵画の名作50点が展示されている。オランジュリー展では、その後増えた収蔵品や日本画家による洋画の中からも紹介、収集家たちの活動にも光を当てる。石橋財団によると、「海の幸」が海外で紹介される初めての機会となる。
オランジェリー美術館のセシル・ジラルドー学芸員は「ジャポニズムなど日本が西洋世界に与えた影響は研究されているが、その反対はフランスで知られていない。日本の洋画を紹介するまたとない機会になる」と話した。【高橋咲子】
秋のお出かけにおすすめ
青木繁ゆかりの小谷家〜館山市神話の浜の高台に
(あさひふれんど千葉2016.11.15付)…⇒印刷用PDF
今年も立冬をすぎたが、房総の海や山は“晩秋”の行楽シーズン。南房へ太平洋の大海原を見に行くことがあったらおすすめしたいのが、館山市布良(めら)の“新名所”青木繁「海の幸」記念館小谷家住宅だ。
江戸時代から昭和19年(1944)まで続いた網元の住宅で同市の有形文化財に指定されている。この小谷家に夭折の画家青木繁が恋人福田たね、友人坂本繁二郎、森田恒友らと逗留したのは明治37年(1904)の夏。
40日ほど滞在した。このとき、坂本から聞いた大漁話から着想した名作が「海の幸」である。洋画の重要文化財第1号となった。
阿由戸の浜を見晴らす高台に建つ小谷家は、廃業以来痛みが激しいことから復元・保存活動が起き、NPO法人青木繁「海の幸」会(大村智理事長)が発足、約7年にわたる地道な資金づくりが実り、修復工事が完了し、今年4月から一般公開されている。
客間書院の欄間の彫刻には、明治時代に活躍した後藤喜三郎橘義信の刻名がある。風光明媚な景勝地で知られる布良は天富命(あめのとみのみこと)が上陸したという神話の浜である。
小谷家の近くには鳥居から洋上遥かに富士山を望む布良崎神社や安房自然村がある。マイカーでの行楽なら房総半島突端の洲埼灯台、県立野鳥の森、白浜フラワーパークなど見どころが多い。
◇小谷家記念館 毎週土、日曜日の開館(お盆、年末年始を除く)10時〜16時(4月〜9月)10時〜15時(10月〜3月)
◇入場料 一般200円・小中高生100円
◇同館問合せ TEL 0470(22)8271
◇交通 JR内房線館山駅から白浜行バス。安房自然村下車。徒歩3分。
あいの浜ウォーキング
「相の浜という処がある、詩的な名ではないか」
‥青木繫がそう語った漁村を歩いてみません。
⇒印刷用チラシPDF
*日時=平成28年10月10日(月)9:30〜11:30
*集合=相浜漁港そばの浜・駐車場(JRバス「相の浜」停留所から徒歩5分)
*参加費=一般300円、小中高200円、友の会会員=100円
(青木繫「海の幸」記念館の入館料・保険・マップを含みます)
*見学地=相浜神社、元禄地震津波供養碑(蓮寿院)、巴橋(国登録文化財)、
神田吉右衛門の碑、日露戦争戦役の碑、マグロ延縄船・安房節の碑‥等
【関連行事】
和紙人形展in青木繫「海の幸」記念館
和紙人形展in青木繫「海の幸」記念館
⇒印刷用チラシPDF
会期=平成28年10月中の土・日曜・祝日
時間=午前10時〜午後3時
入館料=一般200円・小中高100円・友の会会員無料
最寄駅=館山駅よりJRバス安房白浜行きで「安房自然村」より徒歩3分
駐車場=バス停「安房自然村」周辺の空地に駐車可
【関連事業】
10月10日(祝)あいの浜ウォーキング
「海の幸」レリーフ久留米にも
青木繫の出身地、館山に続き
(読売新聞千葉版2016.7.30付)‥⇒印刷用PDF
福岡県久留米市出身の洋画家・青木繁(1882〜1911年)の代表作で、国重要文化財「海の幸」のレリーフが同市内の青木繁旧居に設置され、29日、除幕式が行われた。「海の幸」に感銘を受けた韓国・光州市立美術館名誉館長の河正雄(ハジョンウン)さん(76)(埼玉県川口市)が制作、寄贈した。旧居保存会は「青木が結んだ交流を大切にしたい」と話している。
レリーフはブロンズ製で、縦72センチ、横180センチ、厚さ4センチ、重さ75キロ。計5枚制作されたうちの1枚で、これまでに韓国の美術館や「海の幸」が描かれた館山市の小谷家住宅などに寄贈された。
除幕式には河さんのほか、レリーフの受け入れ窓口になったNPO法人「安房文化遺産フォーラム」(館山市)の愛沢伸雄代表や、久留米市の楢原利則市長が参加。河さんは「韓国と近い九州に設置で来てうれしい。美術の交流を通じて日韓の新しい時代を迎えたい」と喜んだ。旧居保存会の荒木康博会長は「多くの方の支援で、すてきなレリーフを飾ることができた」と話していた。