お知らせ

【房日】180213*小谷家で発見のひな人形、今年も展示始まる

小谷家で発見のひな人形

今年も展示始まる、来月18日まで

(房日新聞2018.2.13付)‥⇒印刷用PDF

館山市布良にある小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館」で、同住宅から見つかった明治期の雛人形の展示が始まった。江戸期とみられる高砂人形、近隣愛好者によるつるしびななども展示されている。3月3、4日には甘酒のサービスもあり、展示は同18日まで

青木繁が「海の幸」を描いた小谷家は、江戸時代から続く網元の名家。展示されているのは、数年前に納戸から見つかった4対のひな人形。

正確な年代は不明だが、明治から昭和初期の制作とみられる。古風な人形で時代を感じさせるが、保存状態は良く、旧家の雰囲気にマッチした展示となっている。

一緒に展示される高砂人形は、箱書きに江戸時代の当主の名が記されており、さらに古い江戸中期の人形とみられている。

その他、館山、君津市などの愛好者が、つるしびなも展示して会場はひな祭りの華やいだ雰囲気となっている。

土曜、日曜日に開館。入館料は、一般200円、小中高は100円。

【NHKEテレ】「魂こがして 青木繁〜海を越えた“海の幸”と石橋凌の対話〜」

日曜美術館 (再放送)

「魂こがして 青木繁〜海を越えた“海の幸”と石橋凌の対話〜」

日時 = 2018年1月14日(日)9:00〜9:45

再放送が決まりました!

日曜美術館HP

 

天才と呼ばれつつ28歳でこの世を去った画家、青木繁の傑作が初めてパリへ。明治の洋画はかの地でどう受け止められるのか。俳優石橋凌が名画を追ってフランスに向かう。

名画「海の幸」で当時の西洋画壇に旋風を巻き起こした青木繁。しかし満を持して発表した「わだつみのいろこの宮」は酷評され、一気に転落の道へ。追い打ちをかけるようにのしかかる親や恋人、子どもの扶養。「海の幸」で見せた情念を封印し、放浪の画家となった青木。結核を患いながら九州各地をさまよう。心の奥に留学への思いを秘めながら創作を続ける。それからおよそ1世紀。「海の幸」は初めて海を越えた。

【出演】石橋凌

 

青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅も紹介されます。
【南房総市社協】1801*館山市布良地域の文学や歴史に触れてきました

館山市布良地域の文学や歴史に触れてきました

三芳3地区社協いきいきサロン

南房総市社会福祉協議会広報誌「てんだぁ」第43号(2018年1月)

 

小春日和の中、高齢者一人暮らしと二人世帯の方々を対象に、毎年恒例のいきいきサロンを開催しました。

さんぁされた方々はじゃんけんゲームや入浴・カラオケ・昼食を楽しんだ後、青木繁「海の幸」記念館を見学し、スタッフから説明を受け、展示されている絵画や館山市指定文化財になっている建物を感慨深そうに見入ってました。

布良崎神社でも地区の歴史などの説明を聞き、参加者が色々と質問をしたりと、大変有意義なサロンとなりました。

【房日】171024*菊を愛で抹茶を、小谷家イベント

菊を愛で抹茶を、小谷家でイベント

館山11月3日から3日間

(房日新聞2017.10.24付)

館山市布良の小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館で11月3日からの3日間、「菊花を愛でる会&抹茶を味わおう!」というイベントが開催される。お茶代は300円。

なお、同記念館で開催中の東葛飾高校美術部の作品展は、11月5日まで会期が延長された。部員らが市内でスケッチした文化遺産の絵画が展示されている。

海の幸記念館は土、日曜日開館で、維持協力金が一般200円、小中高100円。

「富崎〜海とともに生きる人々」館山市立博物館・新地区展

館山市立博物館・新地区展

「富崎〜海とともに生きる人々」

‥⇒印刷用PDF

【期間】平成29年10月14日(土)〜11月26日(日)

【会場】館山市立博物館本館(館山市館山351-2城山公園内TEL0470-23-5212)

【休館】毎週月曜日

【観覧料】一般400円小中高200円(団体割引等あり)

【関連事業】

・展示解説会=10月28日(土)11月25日(土913:30〜14:30

・第37回「わたしの町の歴史探訪」=10月29日(日)13:00〜16:00《要予約》

【千葉日報】171011*東葛飾高校美術部、館山の遺産や風景描く

館山の遺産や風景描く

東葛飾高校美術部、研修旅行の成果披露

(千葉日報2017.10.11付)‥⇒印刷用PDF

青木繁「海の幸」記念館がある館山市の小谷家住宅で、県立東葛飾高校美術部(柏市)による初の作品展が開かれている。研修旅行で館山市を訪れた部員が市内でスケッチした成果である文化遺産や自然風景の絵画22点がずらりと並んでいる。11月5日まで。

同校では2012年から、総合学習の一環で1泊2日の研修旅行を実施。希望する生徒を募り、館山で文化財保護を進めるNPO法人安房文化遺産フォーラムの案内を受け、赤山地下壕(ごう)、かにた婦人の村などを巡る。

美術部の生徒は毎年参加しており、今回の作品展では空襲から戦闘機を守った掩体壕(えんたいごう)や布良埼神社、海辺の景色などを若い伸びやかなタッチで描いた。さらに、明治期の画家である青木繁の代表作「海の幸」と「わだつみのいろこの宮」の同寸大模写作品も近くの安房自然村で展示している。

美術部長の2年生、原田雅大さん(16)は「昨年初めて館山に来た。海がきれいで感じたままを描いた。絵の場所が分かる地元の人に見てもらいたい」と話した。1年生の柴本奨さん(15)は「赤山地下壕の地層がきれいだった。今後、描いていけたら」と意気込んでいた。

同館は土日開館で、平日は10名以上の予約で見学可。入館料は一般200円、小中高生100円。問い合わせは同館090(3434)3622.

【房日】171014*富崎の歴史と文化紹介(館山市博)

富崎の歴史と文化紹介

館山博物館きょうから新・地区展

(房日新聞2017.10.14付)‥⇒印刷用PDF

館山市立博物館できょう14日から、新・地区展「富崎—海と生きる人々—」が開催される。海の恵みを生活の糧としてきた富崎地区の歴史と文化財を紹介する。11月26日まで。担当学芸員による解説会、富崎地区を巡る歴史探訪も行われる。

市内10地区を順番に紹介しているシリーズの第6弾。今回取り上げた「富崎」は、太平洋に面した山際にあり、耕地が少ないため、海の恵みを糧としてきた漁村。東京湾の入り口にあることから江戸時代には首都防衛の役割も担ったという。

富崎の地名自体の歴史は新しく、明治22年に相浜村と布良村が合併した際に、天富命(あめのとみのみこと)が上陸した岬であるという安房開拓神話に基づいて名付けられたという。

展示では、地区内の神社、寺院が所蔵する文化財、漁業に関する資料、相浜、布良村の絵図など約80点を展示。展示品のひとつ富崎村役場写真は、大正から昭和初期に撮影された写真。現在の富崎公民館の場所にあった役場の当時の様子が見られる資料だ。

担当学芸員による展示解説会は28日と11月25日で、いずれも午後1時半から。入館料のみで参加できる。

富崎地区の史跡を巡る「わたしたちの町の歴史探訪」は29日午後1時から。25日までに申し込む。

入館料は一般400円、小中高生200円。月曜日休館。申し込み、問い合わせは、館山市立博物館(0470-23-5212)まで。

 

案内チラシはこちら