廃校に名画ずらり〜安房ゆかりの画家展
(千葉日報2019.5.4付)…⇒印刷用PDF
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◎海とアートの学校まるごと美術館
(房日新聞2019.4.25付)‥⇒印刷用PDF
安房ゆかりの画家たちの名画を集めた「海とアートの学校まるごと美術館」(青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会主催、房日新聞社など後援)が27日から5月6日まで、館山市の旧富崎小学校で催される。日本美術史に影響を与えた洋画家の青木繁や寺崎武男、倉田白羊の絵画など100点以上が展示される予定で、関係者は「画家の聖地とも言われている富崎地区の魅力を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。
展示されるのは、明治37年に友人らと布良を訪れた青木繁の代表作「海の幸」の複製画や、昭和24年から4年間、現在の安房高校で美術講師を務めた寺崎武男のびょうぶ絵、旧富崎小などで自由が教育を実践した倉田白羊の襖絵など。同会の愛沢伸雄事務局長は「富崎地区は多くの画家を魅了した場所。日本の美術史に影響を与えた画家がこの地域に住んでいたことを知ってほしい」と話している。
会場では平成29年に閉校した富崎小で、校舎の利活用を目的に企画。体育館や教室に作品が展示され、海の写真や漁具なども並ぶ。富崎地区の歴史の紹介もある。
期間中は、毎日午後1時半から学校周辺でのウォーキングや殺陣の演舞などのイベントも企画している。入場無料。
近くにある青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅は通常、土日のみ開館しているが、期間中は毎日開館し、関連の展示を行う。
問い合わせは、事務局のNPO法人安房文化遺産フォーラムの池田さん(090-6479-3498)へ。
5月6日まで開催している「海とアートの学校まるごと美術館」
地元 房日新聞に掲載されました。
房日新聞(2019年5月1日付)
「絵画100点が来場者魅了 旧富崎小 6日まで『学校まるごと美術館』
NHKニュース(2019年4月30日)で、
「海とアートの学校まるごと美術館」が取り上げられました。
⇒閉校した小学校で美術展 館山
館山市で、閉校になった小学校の校舎を会場に、地域ゆかりの画家たちの作品を集めた美術展が開かれています。
「布良の海を愛した画家たち展」と題したこの美術展は、地元で活動する「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」が、おととし閉校になった旧富崎小学校の校舎を活用して初めて開きました。
会場には、明治から昭和にかけて活躍した地域ゆかりの3人の画家、青木繁と寺崎武男、それに倉田白羊の作品に加え、地元の子どもたちが描いた模写絵など合わせて100点余りが展示されています。
このうち「平和来たる春の女神」は、寺崎が昭和21年春に完成させたびょうぶ絵の実物で、遺族から「保存する会」に寄贈されたものです。
訪れた人たちは、房総の神話が描かれた作品などを一つ一つ、じっくりと鑑賞していました。
主催した団体の会長を務める島田博信さん(85)は「偉い画家の絵というのはなかなか見てもらう機会がないので、できるだけ多くの人に鑑賞してもらいたい」と話していました。
4月27日(土)~5月6日(月)まで開催する「海とアートの学校まるごと美術館」では、
布良を愛した画家たちの作品を展示するほか、皆さんが参加し、お楽しみいただける
イベントを企画しております。
【イベントスケジュール】
4月27日(土)
・11:00~防災寺子屋講座「地震津波の避難所の心得」
・13:30~歌byふーたむ
4月28日(日)
・13:30~南京玉すだれ
4月29日(月)
・10:30~俳句吟行会
・13:30~手品&絵巻語り部
4月30日(火)
・10:30~貝磨きアート体験
・13:30~漁村ウォーキング
5月1日(水)
・13:30~上映会「日曜美術館・青木繁」
5月2日(木)
・13:30~太極拳講習会
5月3日(金)
・11:30~剣がつなげる2020プロジェクト
・13:30~殺陣演舞by魂刀流南総青剣会
5月4日(土)
・13:30~神話の浜ウォーキング
5月5日(日)
・13:30~手品&紙芝居「八犬伝」
5月6日(月)
・13:30~歌byえ~ころ♡バーバンズ
ゴールデンウィーク、海辺の小学校に名画が勢ぞろい!!
”アート”を通じて、”海”を体感しましょう。
4月27日(土)~5月6日(月)までのゴールデンウィーク10日間、
「海とアートの学校まるごと美術館~布良の海を愛した画家たち展~」
を開催します。
日時:4月27日(土)~5月6日(月) 10時30分~15時
会場:旧館山市立富崎小学校(館山市相浜282-1)
料金:入場無料(一部有料体験コーナーあり)
詳細⇒http://aoki-shigeru.awa.jp/News/item.htm?iid=284
西洋画家・青木繁が重要文化財『海の幸』を描いた館山市布良は、
風光明媚な景観が広がり、多くの画家に愛され「美術界の聖地」と呼ばれた漁村です。
原画に忠実な色彩が再現された青木繁作品の複製画、
布良崎神社に鳥居方の額装で奉納されている作品や神話シリーズの寺崎武男の大作、
倉田白羊の襖絵などの原画を一堂に公開。
海の写真や漁具、富崎地区ゆかりの歴史や偉人も紹介。
青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅も毎日開館いたします。
当時のたたずまい、青木繁の感じた空間をご堪能ください。
また、毎日13時30分より、音楽や殺陣演舞、漁村ウォーキング、貝のアクセサリーづくりなど、
大人も子どもも楽しめる企画が盛りだくさん。
ふるってご参加ください。
催しの詳細は、追ってご案内いたします。