メディア報道

【房日】180314*小谷家で、人形浄瑠璃楽しみませんか

人形浄瑠璃楽しみませんか

小谷家で21日に上演

(房日新聞2018.3.14付)‥⇒印刷用PDF

館山市布良にある小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館」で21日、江戸人形浄瑠璃を楽しむ会が開催される。鑑賞量は1000円、事前予約制で、鑑賞を呼び掛けている。

築130年の雰囲気ある旧家を劇場に演じる。昨年好評だったため、今年も開催する。出演は江戸人形浄瑠璃保存会(中込功代表)一座。演目は「寿式三番叟」「生写朝顔話 宿屋より大井川の段」。

第1部は午前10時、第2部は午後1時半開演。定員は各40人。演目鑑賞後にはワークショップで操作指導も受けることができる。

また、同日から4月22日までは、人形浄瑠璃を得街や日本絵画の特別展示も予定されている。

申し込み、問い合わせは小谷さん(090-3434-3622)まで。

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‥⇒案内チラシ

【房日】180228*小谷家の修復・保存。目的達成で「海の幸」会解散

小谷家の 修復・保存、目的達成で「海の幸」会解散

都内で式の翌日には有志が館山訪問

房日新聞2018.2.28付‥⇒印刷用PDF

青木繁が「海の幸」を描いた館山市布良の小谷家住宅の修復、保存に向け、全国の画家で組織した「NPO法人青木繁『海の幸』会」(大村智理事長)が、当初の目的を達成したとして、22日に東京都内で解散式を行った。翌23日には、会員有志が館山を訪れ、公開されている小谷家を見学した。

海の幸を生んだ小谷家を後世に残そうと、全国の画家、美術関係者で平成22年に発足した団体で、ノーベル賞受賞者の大村氏が理事長。

小谷家、地元保存会、市と協力、連携して修復、保存に向けた運動を展開。会では広く全国に向けて寄付を呼び掛け、全国の画家に協力を求めたチャリティー巡回展などでも資金を集め、地元保存会の募金、市の補助金を合わせて、管理棟建設を含めた総工費4300万円を集め、修復、公開を実現した。

同会によると、会の運動に賛同した会員は約700人。大村氏も個人で多額の寄付、石橋財団も1200万円助成しており、同会の呼び掛けで集まった寄付は約3500万円になるという。

小谷家は2年がかりの修復で平成28年4月、「青木繁『海の幸』記念館」としてオープン。1月末現在で来場者は5000人を超え、多くの訪問客でにぎわいをみせており、会では当初の目的は達成したとして、活動をまとめた記念誌発行をもって解散した。

大村理事長に感謝状を手渡す金丸市長=都内で

解散式は「快燦会」の名称で都内であり、大村理事長ら130人が参加。式には館山市の金丸謙一市長も出席し、「海の幸会の活動なくして、小谷家の修復はできなかった」と謝辞を述べ、大村理事長に感謝状を手渡した。

翌日には、当初から活動に関わる同会の吉岡友次郎事務局長、吉武研司理事ら会員有志14人が、小谷家を訪れた。吉岡事務局長は「吉武さんとこの地に訪れ、保存をしたいと動き出し、18年になる。小谷家が修復され、このような形で公開され、こんなにうれしいことはない。青木繁も喜んでいるはず」と笑顔。

解散にあたり「(小谷家を修復するという)会の目標は達成し、ここで句読点を打つことになった。会員には記念誌を配布し、地元の保存会への協力をお願いした。今後は会員が個々に保存会のメンバーに加入し、地元の保存、管理を支援する形にしたい」と語った。

現当主で記念館館長の小谷福哲さんは「皆さんのおかげでここまで来る事ができた。会員の皆さんの思いを受け止め、今後も末永く、保存、公開の活動を続けていきたい。訪れた人に、青木がここにいて、海の幸を描いたという雰囲気、空気を感じてもらえるようにしたい」。先代の小谷栄さんは「修復され多くの方に見に来てもらって、うれしいね」と喜んでいた。

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【写真説明】小谷家を前に記念誌を手にする海の幸会や地元の関係者ら=館山市布良で

【写真説明】大村理事長に感謝状を手渡す金丸市長=都内で

【房日】180213*小谷家で発見のひな人形、今年も展示始まる

小谷家で発見のひな人形

今年も展示始まる、来月18日まで

(房日新聞2018.2.13付)‥⇒印刷用PDF

館山市布良にある小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館」で、同住宅から見つかった明治期の雛人形の展示が始まった。江戸期とみられる高砂人形、近隣愛好者によるつるしびななども展示されている。3月3、4日には甘酒のサービスもあり、展示は同18日まで

青木繁が「海の幸」を描いた小谷家は、江戸時代から続く網元の名家。展示されているのは、数年前に納戸から見つかった4対のひな人形。

正確な年代は不明だが、明治から昭和初期の制作とみられる。古風な人形で時代を感じさせるが、保存状態は良く、旧家の雰囲気にマッチした展示となっている。

一緒に展示される高砂人形は、箱書きに江戸時代の当主の名が記されており、さらに古い江戸中期の人形とみられている。

その他、館山、君津市などの愛好者が、つるしびなも展示して会場はひな祭りの華やいだ雰囲気となっている。

土曜、日曜日に開館。入館料は、一般200円、小中高は100円。

【NHKEテレ】「魂こがして 青木繁〜海を越えた“海の幸”と石橋凌の対話〜」

日曜美術館 (再放送)

「魂こがして 青木繁〜海を越えた“海の幸”と石橋凌の対話〜」

日時 = 2018年1月14日(日)9:00〜9:45

再放送が決まりました!

日曜美術館HP

 

天才と呼ばれつつ28歳でこの世を去った画家、青木繁の傑作が初めてパリへ。明治の洋画はかの地でどう受け止められるのか。俳優石橋凌が名画を追ってフランスに向かう。

名画「海の幸」で当時の西洋画壇に旋風を巻き起こした青木繁。しかし満を持して発表した「わだつみのいろこの宮」は酷評され、一気に転落の道へ。追い打ちをかけるようにのしかかる親や恋人、子どもの扶養。「海の幸」で見せた情念を封印し、放浪の画家となった青木。結核を患いながら九州各地をさまよう。心の奥に留学への思いを秘めながら創作を続ける。それからおよそ1世紀。「海の幸」は初めて海を越えた。

【出演】石橋凌

 

青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅も紹介されます。
【南房総市社協】1801*館山市布良地域の文学や歴史に触れてきました

館山市布良地域の文学や歴史に触れてきました

三芳3地区社協いきいきサロン

南房総市社会福祉協議会広報誌「てんだぁ」第43号(2018年1月)

 

小春日和の中、高齢者一人暮らしと二人世帯の方々を対象に、毎年恒例のいきいきサロンを開催しました。

さんぁされた方々はじゃんけんゲームや入浴・カラオケ・昼食を楽しんだ後、青木繁「海の幸」記念館を見学し、スタッフから説明を受け、展示されている絵画や館山市指定文化財になっている建物を感慨深そうに見入ってました。

布良崎神社でも地区の歴史などの説明を聞き、参加者が色々と質問をしたりと、大変有意義なサロンとなりました。

【房日】171024*菊を愛で抹茶を、小谷家イベント

菊を愛で抹茶を、小谷家でイベント

館山11月3日から3日間

(房日新聞2017.10.24付)

館山市布良の小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館で11月3日からの3日間、「菊花を愛でる会&抹茶を味わおう!」というイベントが開催される。お茶代は300円。

なお、同記念館で開催中の東葛飾高校美術部の作品展は、11月5日まで会期が延長された。部員らが市内でスケッチした文化遺産の絵画が展示されている。

海の幸記念館は土、日曜日開館で、維持協力金が一般200円、小中高100円。

【千葉日報】171011*東葛飾高校美術部、館山の遺産や風景描く

館山の遺産や風景描く

東葛飾高校美術部、研修旅行の成果披露

(千葉日報2017.10.11付)‥⇒印刷用PDF

青木繁「海の幸」記念館がある館山市の小谷家住宅で、県立東葛飾高校美術部(柏市)による初の作品展が開かれている。研修旅行で館山市を訪れた部員が市内でスケッチした成果である文化遺産や自然風景の絵画22点がずらりと並んでいる。11月5日まで。

同校では2012年から、総合学習の一環で1泊2日の研修旅行を実施。希望する生徒を募り、館山で文化財保護を進めるNPO法人安房文化遺産フォーラムの案内を受け、赤山地下壕(ごう)、かにた婦人の村などを巡る。

美術部の生徒は毎年参加しており、今回の作品展では空襲から戦闘機を守った掩体壕(えんたいごう)や布良埼神社、海辺の景色などを若い伸びやかなタッチで描いた。さらに、明治期の画家である青木繁の代表作「海の幸」と「わだつみのいろこの宮」の同寸大模写作品も近くの安房自然村で展示している。

美術部長の2年生、原田雅大さん(16)は「昨年初めて館山に来た。海がきれいで感じたままを描いた。絵の場所が分かる地元の人に見てもらいたい」と話した。1年生の柴本奨さん(15)は「赤山地下壕の地層がきれいだった。今後、描いていけたら」と意気込んでいた。

同館は土日開館で、平日は10名以上の予約で見学可。入館料は一般200円、小中高生100円。問い合わせは同館090(3434)3622.