お知らせ

【台風災害】屋根修復が進んでいます

文化財修復専門家の榮山さんチームによる屋根の修復は、3月末で完了する予定です。
鳩が入り込んだと思われる隙間も修理してくださっています。

安房南高校が安房高校に統合された2008年は、前身の安房郡立女子技芸学校設立から100年目でした。同窓芳誼会ではこれを記念し、袴姿とセーラー服の女学生二人像を建立、製作者は船田正廣氏。
校舎内には歴代の制服も展示。
去年は中止になった秋の見学会をお楽しみに!

校訓「誠の心 優しく強く」

入り口付近の看板も新しくなりました!

【台風災害】木造校舎の掃除

台風で被災した千葉県指定有形文化財の旧安房南高校木造校舎。
3月末には屋根の修復が完了する予定。
運営委員が校舎内を掃除して、空気を入れ替えました。
ピカピカだった床にできた雨漏りによるシミと、鳩のフンが落ちているのが心配ですが、
屋根の修復については3月末に完了する予定。

【房日寄稿】191026-191206*安房高等女学校にみる地域教育

安房高等女学校にみる地域教育 ~大正期を中心に考察

愛沢伸雄(安房高等女学校木造校舎を愛する会事務局長)

新聞PDF  ⇒ 原稿PDF

 

【活動】令和元年房総半島台風(安房南高校レスキュー)

2019年9月9日 深夜より、台風19号の暴風雨が房総半島を直撃し、安房地域では未曾有の被害を受けた。旧安房南高校では県指定有形文化財の木造校舎で、屋根に穴が開き、窓サッシが外れて落下した。

連続して起きる豪雨により、屋根の穴は拡大し、雨漏りは1階廊下に水浸を及ぼした。NPOや愛する会のメンバーおよび、Twitter 拡散により関東各地から駆け付けボランティアが力を合わせて、校舎内にブルーシートを張り、文化財保護に尽力した。

管理者の安房高校とも相談しながら、文化財建造物修復の専門家の榮山慶二氏(本会顧問)を中心に、屋根の穴を修復する工事に取り掛った。しかし繰り返される豪雨のなか、多くのボランティアによって、11月下旬にようやく一段落した。今年度の公開事業は中止となった。

【お知らせ】旧安房南高校木造校舎見学会中止のお知らせ

2019.10.24 房日新聞

度重なる台風で被災した方々にお見舞い申し上げます。

私たちの愛する木造校舎も台風15号で屋根に穴が空いてしまいました。すぐに応急処置をしましたが、繰り返される風雨で内部は雨漏りしています。
このような状況では安全確保が困難なため、今年の見学会は中止となり、草刈りや掃除などの活動もしばらく見合わせられることとなりました。

1日も早い安房の復興と木造校舎の回復を願うとともに、
19号による広域被災地の復興を心より祈念しております。

【台風災害】大雨で大粒の雨漏り

深夜から続く大雨で、木造校舎内は1階も2階も大粒の雨漏り。
廊下は水浸しとなり、磨き上げてきた床には、無惨にもシミができてしまいました。
これ以上悪化しないよう、急いでブルーシートを使って、雨水を一点に集め、バケツに流れ込むようにしました。
貴重な資料も濡れないよう、机の上に並べるなどして、資料を底上げ。
上からの雨漏りには、
ブルーシートをかぶせて対応しました。

【台風災害】瓦屋根の応急修理

屋根修理2日目。屋内から上がっての修理は限界ということで、いよいよ足場組む段階になりました。しかし地元業者は難しく、東金からの支援部隊で足場を組みました。

瓦がズレている箇所はまだまだありますが、一番ひどい箇所の屋根は写真のような応急修理を行いました。