【活動】令和元年房総半島台風(安房南高校レスキュー)

2019年9月9日 深夜より、台風19号の暴風雨が房総半島を直撃し、安房地域では未曾有の被害を受けた。旧安房南高校では県指定有形文化財の木造校舎で、屋根に穴が開き、窓サッシが外れて落下した。

連続して起きる豪雨により、屋根の穴は拡大し、雨漏りは1階廊下に水浸を及ぼした。NPOや愛する会のメンバーおよび、Twitter 拡散により関東各地から駆け付けボランティアが力を合わせて、校舎内にブルーシートを張り、文化財保護に尽力した。

管理者の安房高校とも相談しながら、文化財建造物修復の専門家の榮山慶二氏(本会顧問)を中心に、屋根の穴を修復する工事に取り掛った。しかし繰り返される豪雨のなか、多くのボランティアによって、11月下旬にようやく一段落した。今年度の公開事業は中止となった。

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