小原家住宅【国登録文化財】
【所在地】館山市南条54
【年代】 江戸時代~
【概要】
館山市中心部東の丘陵地に位置します。主屋は寄棟造の主体部に台所部や土間部が接続しており、近世から近代への増改築の変遷をよくとどめています。離れは主屋の南東に建ち、床脇に独自の意匠がみられる良質な建築です。主屋の西に米蔵や文庫蔵が建ち、敷地の南側には旧長屋門が建ちます。表門は量感のある造りで家紋入りの屋根瓦を用い、表構えに風格を添えています。
・小原家住宅主屋 安政6(1859)年頃/明治29年改修、昭和前期増築
・小原家住宅離れ 昭和4年頃
・小原家住宅米蔵 弘化2(1845)年頃/平成4年頃増築
・小原家住宅文庫蔵 昭和前期
・小原家住宅旧長屋門 江戸後期/明治中期改修
・小原家住宅表門 明治中期
【参考】
・小原金治 ⇒ https://awa-ecom.jp/bunka-isan/section/awa-04-08/