布良日記

青木繁オマージュ展(館山)始まりました。

待望の青木繁《海の幸》オマージュ展-巡回館山展-が始まりました。

*会場:たてやま渚の博物館

*会期:2012年6月26日~9月2日

オープニングセレモニーでは、主催のNPO法人青木繁「海の幸」会

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

青木繁が滞在した小谷家の当主・小谷福哲氏、

青木繁のデッサン画を展示協力してくださった所有者の藤井純一氏が来場。

共催の館山市から、金丸謙一市長、出山裕之教育長、

半澤美緒子教育委員長、福岡信治市議会議長 らがご挨拶とテープカット。

会場は、1904年に青木繁が霊巌島から上陸した新井浜にある渚の駅で、

目の前の海の向こうには、晴れれば富士山が見渡せるロケーションです。

青木繁の遺族・高山喜一郎氏から、銅版画『わだつみのいろこのみや』(庄漫作)

ご披露されました。

《海の幸》記念碑の夏草刈りました。

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会では、

富崎地区の区長さんたちコミュニティ委員会の役員を中心に、

地区内の環境整備を心がけています。

今日は、青木繁《海の幸》記念碑の草刈りを終えました。

6月26日から、たてやま渚の博物館で、

青木繁オマージュ展が開かれます。

多くの方のご来場をお待ちしています。

くるめつつじ会の椿一茶さん来房

青木繁の故郷・福岡県久留米市の在京人会「くるめつつじ会」、

久留米市内の高校同窓会連合「東京高牟礼会」の監事である

椿一茶さまとご友人のご夫婦2組が来房されました。

館山の戦争遺跡「赤山地下壕」と、

鳩山荘松庵で、鳩山一郎元総理大臣の銅像や井戸、

孫で久留米市民の鳩山邦夫元大臣の「友愛」書を見学した後、

青木繁が愛した布良をめぐり、小谷家へ。

お泊まりは相浜の森荘さんです。

青木繁オマージュ展(銀座)のオープニング

いよいよ、青木繁「海の幸」オマージュ展が、

銀座サムホールギャラリーで始まりました!

今日は、オープニングパーティということで、

NPO法人青木繁「海の幸」会の出品者の画家の皆さんが集まり、

地元館山からも、青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会より、

小谷家当主の小谷福哲氏、彫刻家の船田正廣氏、事務局の池田恵美子が参加しました。

館山市ではこの春から、ふるさと納税で「小谷家住宅の保存活用基金」枠が設けられ、

6月26日からは、館山市でオマージュ展の巡回展が開催されるので、

そのご挨拶のため、金丸謙一館山市長、小山真生涯学習課長、

岡田晃司館山市立博物館長、杉江敬係長も来場されました。

 「Blog たてやま発見伝」のレポートはこちら。

最後の写真は、昨年の没後100年けしけし祭りで、

青木繁の弟の孫・高山喜一郎さん(左=赤坂有薫オーナー)から、

けしけし祭りで久留米市に寄贈された銅版画《わだつみのいろこのみや》です。

制作者は、中国出身の庄漫さんという女性画家ですが、オマージュ展会場に近い、

銀座7丁目の泰明画廊(B1)というギャラリーで個展開催中です。

今回は、《わだつみ…》は展示されていませんが、

本当に素晴らしい作品ですので、ぜひお立ち寄りください。

保存会の総会が開かれました。

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

会員144名のうち、42名出席、委任状85名。

昨年に引き続き、文化庁の補助事業に採択されたので、

地域の文化遺産を活かした観光振興と地域活性化について話し合い、

4つのプロジェクトに分かれて、今年の事業企画を検討しました。

① 芸術・神話のまち富崎プロジェクト

② おらが学校プロジェクト

③ 布良星プロジェクト

④ おらがごっつお海草美人プロジェクト

乞う!ご期待

たてやまGENKIナビ

BayFM たてやま元気ナビは、毎週金曜日15:51~15:54

館山のホットな情報をお届けしています。

今回は、「なぜ、青木繁は『海の幸』を描いたの?」というテーマで

地域レポーターの東洋平さんが取材してくださいました。

読み応えのあるブログはこちらをご覧ください。

三重テレビの取材~船田正廣さんと《海の幸》

三重テレビ「欽ちゃんのニッポン元気化計画」の取材で、

レポーター兼カメラマンは、遠松未来さんが来訪されました。

今日の元気人は、彫刻家・船田正廣さん。

長野県上田市出身、東京芸術大学卒業、

千葉県立安房高校と安房南高校と安房西高校で美術教育をしながら、

制作活動に励んできた代表作は、安房西高校に展示されている刻画『海の幸』。

制作年は2004年。なんと、青木繁が『海の幸』を館山市布良で描いたのが1904年。

まるで導かれるように、ちょうど100年目にレリーフを制作されたのです。

館山では、青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会が発足し、

船田先生はその役員です。

美術界では、青木繁が愛した地・布良は聖地と呼ばれ、

全国でも美術関係者の皆さんが、NPO青木繁「海の幸」会を立ち上げ、

青木繁が滞在した小谷家住宅の修理基金をつのる活動を展開中。

今年は、「青木繁《海の幸》オマージュ展」が東京銀座と館山で開催されます。

小谷家住宅の天井部のシミ

青木繁が滞在した「小谷家住宅」は、

築130年を誇る館山市指定文化財です。

昨年の東日本大震災では、屋根瓦がずれ、

NPO青木繁「海の幸」会のご支援をいただき、一部修理を施しました。

あれから1年、オクフタマの天井部にシミが広がっているのが散見され、気がかりです。

左の写真は、小谷家の皆さんです。