元禄大地震

1703(元禄16)年11月23日午前2時頃、関東地方南部に大地震と大津波が起こりました。安房地方では地面が隆起して、北条地区の海岸は400mも遠くへ伸びたり、西岬地区では海岸の崖が5mも高くなったりして、地形が変わってしまうほどでした。

津波の被害も大きく、富崎地区の相浜では86人が犠牲になりました。流された家は67軒、船は76艘が流されました。相浜の蓮寿院にはその時の犠牲者のための供養塔が建てられています。