布良日記

7/13~9/1: 海とアートの渚の博物館

海とアートの渚の博物館
~館山の海を愛した画家たち展 青木繁・寺崎武男・倉田白羊~

夏の間、日本を代表する青木繁の『海の幸』をはじめ、
館山ゆかりの画家たちの絵画が”渚の駅”たてやまに展示されます。

日時:2019年7月13日(土)~9月1日(日) 9時~16時45分

会場:”渚の駅”たてやま2階ギャラリー 入場無料

●PDFチラシ⇒海とアートのまるごと博物館

主催:青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

布良で写生会~女子美大付属中2年生139名

6月5・6日、東京の女子美術大学付属中学校の2年生が
布良にスケッチに訪れました。布良でのスケッチは今年で2年目。

さて小さな漁村は、大勢の乙女たちで賑わいました。
朝からギラギラ太陽が眩しいなか、乙女たちは
「わあ!日焼けしちゃう」と日焼け止めをすりこんで
「きゃあー虫だあ」とスプレーする
大丈夫かなと地元のボランティアは見守りました。

前日に下見をした小谷家住宅、布良崎神社、布良漁港付近で、
青木繁が「海の幸」を描いた漁村の雰囲気を味わいながら、
暑さに負けず、1日かけてスケッチに取り組んでいました。
小谷家や漁港の風景、鳥居から臨む海など、乙女たちは
思い思いの絵を描いていました。
きっと素敵な作品ができたと思います。

夏には生徒たちの作品をお借りし、展示を予定しています。

≪写生会ギャラリー≫

布良で子ども神輿 お披露目

令和元年6月2日  うす曇り  午後2時

天富命(アメノトミノミコト)が上陸したという布良で
子ども神輿が新調されてお披露目がありました。

地域住民、関係者さんなどのご寄付でできたとか。
ありがたいですね。

近くの房南学園などに声をかけ、たくさんの子どもたちが担ぎ手に参加してくれました。
初めて神輿を担つぐ子どももいたようで、重さにビックリ。
最初は掛け声も弱弱しい。
お父さんやお兄さん、おじいさん達に励まされ、次第に元気な掛け声で、
わっしょい!わっしょい!
港で釣をしている人もびっくり。

※房日新聞(2019年5月28日付)
子ども神輿  布良で新調

【パノラマ映像】海とアートの学校まるごと美術館

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2305713569475076&set=a.402997369746715&type=3&theater

#海とアートの学校まるごと美術館 @旧館山市立富崎小学校
芸大出身で青木繁の三年後輩に当たり、青木繁の影響を多く受けており、関東大震災後には館山に移住し、館山関連作品も多く残した #寺崎武男 らの展覧会 #富崎小学校
作品は1-2メーター前後のがほとんどで、7メーター以上は離れてみた方が、もっとも立体的に見えるという。天高の広々とした体育館での展覧会はインパクト抜群。ほかにも富崎地区の宝物を寄せ集めた展覧会はまち博物館そのもの。
2005年から始まった地道な取り組みをもとに、これからは地元住民による #廃校活用 も始まるようで、大変楽しみです。

【本日最終日:海とアートの学校まるごと美術館】

旧館山市立富崎小学校で開催している「海とアートの学校まるごと美術館」、
本日が最終日となります。

布良の海を愛した画家たち青木繁・寺崎武男・倉田白羊の名画を
この機会にぜひご覧ください。
また13時30分からは、「え~ころ♡バーバンズ♪」の皆さんによる歌をお楽しみください。

〔NHKニュース〕2019年4月30日放送
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20190430/1080005663.html

15時には閉館となりますので、お早めにご入館ください。

【海とアート】本日13時30分~ 神話の浜ウォーキング

◎海とアートの学校まるごと美術館

本日13時30分~は、神話の浜ウォーキングとして
布良崎神社・青木繁記念碑・阿由戸の浜・小谷家住宅など、
名画が誕生した漁村を歩きます。
風光明媚な景観は多くの画家に愛されました。
ぜひ、「美術界の聖地」を散策してみませんか。

参加費は無料。13時30分までに、富崎小学校体育館に集合してください。

 

【海とアート】GW毎日開館!青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅

小谷家住宅(館山市指定有形文化財・ちば文化資産)は、
青木繁を敬愛する全国の皆さんの支援を得て建物を修復し、
2016年に記念館として開館しました。

庭園には彫刻家・船田正廣氏制作のブロンズ『刻画・海の幸』や、
ノーベル医学賞受賞・大村智先生の記念植樹もあります。

ゴールデンウィーク期間中は、毎日開館しております(10:00~15:30)。
当時のたたずまい、青木繁の感じた空間をご堪能ください。
また、布良の海を愛した画家たち寺崎武男・倉田白羊の絵画などもお楽しみください。

 

5月4日には、お楽しみイベントとして、神話の浜ウォーキングを行います。
午後1時30分に富崎小学校体育館に集合し、小谷家住宅や布良崎神社、青木繁記念碑、
阿由戸の浜などをめぐります。ふるってご参加ください。

*海とアートの学校まるごと美術館のチラシをご参照ください。

【海とアート】寺崎裕則さん・由紀子さんご夫妻ギャラリートーク

今日は、安房ゆかりの画家の一人、寺崎武男先生のご子息である
寺崎裕則さん・由紀子さんご夫妻によるギャラリートークが行われました。

房総の海や山を愛した寺崎武男先生。
作品の対角線の7倍離れた距離から鑑賞してほしい。
動きのある、ダイナミックな絵を多くの方に味わっていただきたい。
と語られました。

当会の嶋田博信会長は、寺崎裕則さんと安房高校の同級生であり、
寺崎武男先生より美術指導を受けていたそうです。
他にも寺崎先生から絵の指導を受けた方たちが、寺崎先生やご家族の
お人柄に触れた思い出話を語り、和やかなギャラリートークとなりました。

≪寺崎武男≫
東京美術学校出身で青木繁の三年後輩にあたり、卒業後はイタリアに留学。
館山に住んでいた現代彫刻の祖・長沼守敬を慕って、関東大震災後には館山に移住。
安房高校で美術指導をしながら、多くの房総神話を描きました。

当会では、寺崎武男先生の絵画など200点以上にのぼる貴重な作品の寄贈を受けました。
詳細⇒房日新聞「寺崎武男の遺族200点寄贈」(2019年4月14日付)

寄贈を受けた作品は、「海とアートの学校まるごと美術館」で公開しています。