青木繁は 七月十五日、東京霊岸島より乗船、十七日に布良に着き
小谷家に滞在し海の幸を描いた言われている
ここ布良では、昔は八月一日が祭りだったが時代の流れで最近は七月に行われている
今年は十六日、十七日に祭りがおこなわれた 昨日は住民総出で、のぼり旗をたてた
青木繁「海の幸」記念館でも祭り提灯をかけようと話がでた そして
夜も早く雨戸もしめないで記念館の中にも、提灯にも、灯を入れようと決めた
すると どうだろう!
祭りの帰り記念館をみると灯がポツリと灯りなんとも言えない、家の温かさを感じた
はるか明治三十七年、青木繁、福田たね、坂本繁二郎、森田恒友ら若者が語りあっている姿を
思い浮かべてしまう私だった それに
昨日、今日と開館日でお客様が「祭り提灯が、かかっている!いいですね、神社へ寄ってみます」
などなど好評だった とてもうれしかった
明治時代に小谷喜録さんたちが句会を布良でやっていたそうです
亀六という俳号のようでしね 記念館に残されていますよ
昭和になっても公民館などで富崎(布良、相浜)の人達は短歌、俳句を楽しんでいました
時代の流れが忙しくて今は少し休んでいるようですが
6月25日 生憎の雨
「沖の会」館山支部の皆さんが遠藤真砂明氏をしのぶ吟行会が布良集会場で開らかれました
句会って?体験したいです!と厚かましく私は午後一緒させていただきました
知らないって時には良い体験になりますね?あんたは幾つだよ・・まあまあ・・
布良を吟行し作るのだそうです 私は記念館の当番なので一週間前に歩いてみました
布良の風景や記念館が目に浮かぶよう 句に・・・・うーんー・・・言葉が出ない
まずは 私の拙い句です・・・・
「海の幸」 生まれた村の 夏祭り 鯵喰ふや 布良瀬に 鬼の居たといふ
では素晴らしい皆さんの布良の句を・・ 勿論 先生にブログに載せるお許しはOKしてます
潮の香や「たね」と目の合ふ夏座敷 荒梅雨や 繁 雑魚寝の客座敷
灘に向く茅の輪に雨の容赦無く 海の幸 担ぎし浜や男梅雨
茅の輪くぐり鳥居の先の碧き海 掛け時計明治の音す梅雨湿り
汗ばむや天井低き船子部屋 昼の蚊や船子の寝ねし中二階
板薄き布良の後家船夏怒涛 船名のペンキうすれて梅雨漁港
記念碑は幣の象り青葉潮 大魚曳く絵にたねの顔 南風
)
見て!見て!運動会の大玉くらいの葦の 根っこがない
いつ片付けたのかな?
人は勝手者、道から小谷家記念館が丸見えに (゜-゜)おかしいなあと・・・ところが
その空き地に(空間)桜の苗木が二本植えてありました 来年はもしかしたら咲くかもねと
運営委員でもある漁師さん、そして一緒に手伝った布良の運営委員の男衆、
忙しい合間にほんとにありがとう
6月19日 今日は私は小谷家記念館の午前の受付当番
小谷家記念館の庭の上の道にはうっそうと生えていた葦がありましたよ
ですから今までは道からは小谷家の屋根しか見えませんでしたね その葦を
根気よく根気よく、暇をみつけては切り倒していた運営委員の布良の男衆がいました
今日は3名集まっています・・・堀りおこすぞう・それーと・・突然
のこぎりチェーンソウが外の空気をつきやぶる 軽トラックの音も聞こえる・・
プツーと何か切れる音・・ロープが切れた だめだーやり直しだ!と怒鳴っている
幾年月経ったわからない葦の根がでっかい固まりになっているのが見える・・ぎょぎょ!
さすがの布良の男衆にも無理かな?・・・・・・次回お楽しみにね
贈り物です 父の日といって札幌に住んでいる娘から夕張メロンが2個、届いた
夕張だよ、きばったね
仲良く母さんと食べるよと夫はメールをしたとか ごちそうさまね
子供の頃メロンなど高くて病気でなければ食べられなかったねと昭和17年生まれの私達の会話
サラリーマンだった夫の若かりし頃のネクタイ・今は使わない、
と言って捨てるのには思い出があるだろうし
そうだ!ネクタイでネックレスを作くろう 夫も了解、 いまふうでないけど娘に送ります
あいのはまから平砂浦を眺めると洲﨑の山も薄もも色の靄の中に見える
夕陽が雲に隠れたりまた現れたりしている 富士山は夕陽の左にうっすらと
足元には月見草があちこち咲ほこっている 清楚だ 潮騒も潮の香も6月の色だ
こんな風景の中にいると自分は生きている そう思う
今年は少しの梅なので、ジップロックを使って初めて梅をつけてみました
8日に塩を、梅酢があがってきました 出来上がりが楽しみです
きゅうりをたくさんもらいました きざみ昆布、人参、生姜を入れて1分煮てみました
マーマレードは夏ミカンの実をジュウサーにかけたら口当たりがグーです
しのべ竹です、ジャガイモとしのべ竹の味噌汁は大人の味です 今日はもち米とで蒸し飯に
星模様(おおばいわし)・・・酢の物(味噌、タマネギ、酢、砂糖、生姜)、かば焼き風に・・うまいね
うるめ・・・刺身に・・うんめえの・・・・と おすそ分けの家より
薄暑を思わせる今日 額アジサイも少し色がついてきたね
我が家では今年も金魚の卵が孵り稚魚がうじゃうじゃ(たくさん)・・何匹生き残れるか・頑張れ!
11日、12日に女子美術大学生さんが80名小谷家においでくださった
目的は画をかきにいらしゃったとかですがありがとうございました
先生方のおっしゃるには今の若い人は青木繁を知らないからよい機会だと思ったよと
学生さんからは”青木繁やたねは何歳でここに来たの” ”22歳と18歳”と
そうなんだと言う学生さんに なぜかばあちゃんは気になったのであります・・・
ここには全く音がありませんね えっ! ほっとします
縁側に憧れます・・静かに時が流れる・・
何に関心を持って見てくださるのかと自分がしゃべりまくるのではなく
音のないこの時間が必要なんだとばあちゃんは知る
テレビドラマのビーチボーイズの写真の前では意外や意外 !凄く皆さんのって聞いてくださった
そこでストーリーを話すとニコニコ顔・・よかったです
今度はその撮影した場所の阿ゆ戸の浜にお連れしますよ またお出かけくださいね