お知らせ

館総「観光の学び」の校外学習で木造校舎見学

館山総合高校1年生が校外学習の「観光の学び」で、
旧安房南高校の木造校舎の見学に訪れました。

床をぬか雑巾で磨く体験をしてもらったり、
在学時の思い出を話したり、生徒の皆さんと交流をしました。
訪れる人の気持ちをやさしくしてくれる木造校舎。
「ピンク色の木造校舎がかわいい」「こういう学校に通いたかった」
「お母さんがこの学校の卒業生で、一度訪れてみたかった」
という声が聞かれ、滞在時間いっぱいに木造校舎のぬくもりを
感じてもらえたようです。

木造校舎の他にも、赤山地下壕跡や青木繁「海の幸」記念館、
布良崎神社、渚の駅など、市内の文化遺産や観光施設を巡ったそうです。

▼房日新聞「『観光の学び』の校外学習」(2017年11月24日付)

【お知らせ】「安房高等女学校木造校舎を愛する会」設立

旧千葉県立安房南高校の木造校舎(県指定文化財)を
地域の誇りとして継承していこうと願う有志たちが集い、
早朝から敷地の草刈りや校舎の掃除などの環境整備を続けてきました。

そしてこのメンバーが中心となり、2017年10月1日、
「安房高等女学校木造校舎を愛する会(安房南高校旧第一校舎)」を
設立しました。

「愛する会」では、今後も引き続き、広く木造校舎の維持に協力するほか、
会員限定のイベントを企画していく予定です。
多くの皆様のご賛同ご協力をよろしくお願いいたします。

10月28日には、県教育委員会と安房高校が主催する見学会が
予定されています。それに向けて、引き続き環境整備を行いたいと
思いますので、ご家族ご友人お誘いあわせのうえご参加ください。

「愛する会」案内チラシ

【活動】木造校舎の輝きと温もり

木造校舎の床はいつも輝いていました、
と卒業生が思い出を話してくださいました。

掃除の時間、床をぬか雑巾で磨いていたそうです。
ぬか雑巾で磨き上げると、ピカピカつやつやな床に。

ぬかから出る油分が木材を保護してくれて、
建物にやさしい掃除の仕方だったようです。

【活動】暑い夏の日、早朝より活動

卒業生や旧教職員だけでなく、多くの市民にとって、
木造校舎はかけがえのない地域の宝。

文化財のすばらしい木造校舎をきれいにしようと、
遠方からも早朝の草刈り・清掃に駆けつけ、
みんなで汗を流しました。

【活動】旧安房南高校の環境整備

旧安房南高校の木造校舎は千葉県指定有形文化財です。
2008年に閉校してから10年。

庭には草木が生い茂り、ほとんど使われていなかった
木造校舎の老朽化を心配した市民有志で
草刈りや清掃活動を始めました。

空き校舎内は埃が積もり、外観のペンキがはげていて、
多くの生徒を見送ってきた木造校舎がとても寂しい状況でした。

卒業生はじめ、多くの市民が集まって、
木造校舎の輝きを甦らそうと磨きをかけています。

皆さんも一緒に参加しましょう!