布良崎神社の神輿と青木繁「海の幸」

昨年、石橋美術館・京都国立美術館・ブリヂストン美術館で開催された

「青木繁・没後100年展」で直筆デッサンなどが多数公開されました。

そのなかで「『海の幸』下絵」を見ると、襦袢に姐さんかぶりという女装が描かれていますが、

これが、かつての布良崎神社の神輿を担ぐ衣装だったそうです。

朝日新聞千葉版7月20日付に紹介されたように、地元では、

青木繁『海の幸』は布良崎神社の神輿がモチーフという説が有力です。

今回は、青木が滞在した当時の祭りを再現しとう、という機運が高まり、

何人かの若い衆は、女姿のふん装を再現しました。

今日は雨上がりのお天気で、御浜下りの夕焼け絶景が見られず残念でしたが、

神輿の賑わいに、青木がインスパイアされたであろうことを思うと、時を超えてワクワクしますね。

明日は、青木繁研究者で福岡大学の植野健造教授の講演会があります。

乞うご期待! ⇒詳細はコチラ

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