布良へ吟行

明治時代に小谷喜録さんたちが句会を布良でやっていたそうです

亀六という俳号のようでしね  記念館に残されていますよ

昭和になっても公民館などで富崎(布良、相浜)の人達は短歌、俳句を楽しんでいました

時代の流れが忙しくて今は少し休んでいるようですが

6月25日 生憎の雨

「沖の会」館山支部の皆さんが遠藤真砂明氏をしのぶ吟行会が布良集会場で開らかれました

句会って?体験したいです!と厚かましく私は午後一緒させていただきました

知らないって時には良い体験になりますね?あんたは幾つだよ・・まあまあ・・

布良を吟行し作るのだそうです 私は記念館の当番なので一週間前に歩いてみました

布良の風景や記念館が目に浮かぶよう 句に・・・・うーんー・・・言葉が出ない

まずは 私の拙い句です・・・・

「海の幸」 生まれた村の 夏祭り     鯵喰ふや 布良瀬に 鬼の居たといふ

 

では素晴らしい皆さんの布良の句を・・   勿論 先生にブログに載せるお許しはOKしてます

潮の香や「たね」と目の合ふ夏座敷        荒梅雨や 繁 雑魚寝の客座敷

灘に向く茅の輪に雨の容赦無く          海の幸 担ぎし浜や男梅雨

茅の輪くぐり鳥居の先の碧き海          掛け時計明治の音す梅雨湿り

汗ばむや天井低き船子部屋            昼の蚊や船子の寝ねし中二階          

板薄き布良の後家船夏怒涛           船名のペンキうすれて梅雨漁港     

記念碑は幣の象り青葉潮            大魚曳く絵にたねの顔 南風 

 

 

 

 

 

 

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