沿革
安房郡立女子技芸学校から県立安房南高校まで のあゆみ
1907(明治40)年 5月18日 安房郡立高等技芸学校開校
1909(明治42)年 9月 1日 安房郡立安房高等女学校開校
1910(明治43)年12月24日 長須賀校舎落成 開校式
1921(大正10)年 4月 1日 県に移管され千葉県立安房高等女学校開校
1923(大正12)年 9月 1日 関東大震災 校舎倒壊
1931(昭和 6)年 3月 5日 移転新築落成式
*本館(第一校舎)の完成は1930(昭和5)年
1947(昭和22)年 4月 1日 5年制高等女学校発足
1947(昭和22)年5月10日 新制中学校開校式
1948(昭和23)年4月1日 学制改革により千葉県立安房女子高等学校発足
1950(昭和25)年4月1日 千葉県立安房第二高等学校と改称
1961(昭和36)年4月1日 千葉県立安房南高等学校と改称
1982(昭和57)年3月 管理棟(旧第一校舎)改修工事完了
1995(平成 7)年3月14日 管理棟(旧第一校舎)県指定有形文化財に指定
2008(平成20)年4月1日 高校再編により千葉県立安房高等学校と統合
女子教育としては千葉県内2番目の由緒を誇り、1907(明治40)年に安房郡立女子技芸学校として開校、戦後には安房女子高校・安房第二高校・安房南高校と名称を変えながら、多くの卒業生を輩出してきました。
1980年代に、次々と校舎の立て直しが進む中、安房南高校の中村浩校長(当時)が保存を英断した木造校舎は、1995(平成7)年に県指定有形文化財となりました。しかし、安房南高校は創立100年を迎えた2008年(平成20)年、安房高校との統合により、その歴史に幕を下ろし、木造校舎はほとんど使われなくなりました。
「安房高等女学校木造校舎を愛する会」は、木造校舎の魅力を多くの皆さんと共有し、忘れられつつある歴史をひもといて、調査・記録しながら磨きをかけ、永続的な保存活用を目指していきたいと願っています。