布良日記

布良の布 

明治大正期房総で収集した布などを研究保存している

「あわコットンクラブ」さんが富崎の公民館で元漁師さん達に話を聞きたいと

みえた その席へ誘ってもらった

”これは布良にあった布です かつお縞といいます たぶん着物ではないかと?”

布良の青木さん達が縄糸のよりかた 柿しぶで染め防水を施すし干すまでの行程説明

潜水夫が着用した上下の編み物 編み道具 自分が編んだものなどみせていただいた

さらに糸の結びの色々を ・・・ただ ただ 驚く私

思いおこすと父も編み物をしていたなあと

漁師さんだけでなくすべての生活の中に

富崎は宝を抱えた人がたくさんいるのに 眠っている どんな場所をつくったら

その素晴らしい知恵を教えてもらえるのかな

木内鶴彦先生の話が浮かんだ

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布良星と布良崎神社とまちづくり

1月27日 夜9時40分

もしかしたら布良星が天候により見られるかも知れない

木内鶴彦先生の言葉に私達は見たいと思った

元船乗りだったお隣さんのご主人は相浜の水平線を見て今日は無理というが

それでもお隣の奥さんと私はお願いねといい

ご主人の車で布良の大山のパラグライダー発着場所へいく

10名くらいの人が集まるが星もなく雲がかかってみられない

28日夜9時34分(着ぶくれてころびそうだ)私達三人

月がでて星も出ている 夜、航行している灯りがたくさんでなんと美しい・・

水平線に白い雲がかかっている あの雲がなければとため息 残念

大山よりコンパスで真南を向いていつか観ようねと帰る

木内鶴彦先生は彗星探索家

(チェニス・木内・中村彗星発見、以降4つも星にご自分の名がついているとか)

すごい!

宇宙を見て地球を考えると題して先生の活動の話

布良崎神社の境内のいわくらが何に使われたかも話してくださった

海、山のある この布良には循環型村つくりをやろうと思えは出来るのではないか

などおしゃっていた 住民が聞いたらどう考えるだろうかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第35回館山わかしおマラソン

年々ランナーの参加が増えているとか 館山にようこそ

晴れ、風もなく、寒さもやわらいでいます

海を見ると富士山がうっすらみえます

波がなくサーファーは退屈しているのかサーフボードに立って

こいで遊んでいます

新田の渚にはかもめが群がっています

フラワーラインは菜の花がきれいです 馬にも手を振っているランナーもいます

遊歩道沿いの乗馬クラブの馬も犬も温かい日差しの中で応援しているようでしたよ

私は勿論 がんばらっしぇーとね 声を張り上げて・・うっせかな?・

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屋敷の裏山に壕がある

安房文化遺産フォーラムのヘリテージまちづくり講座に参加

ぶったまげたね 富崎に住んでいて何人の住民がこの富崎に

こんな壕があることを知っているだろう

いつごろから誰達の手で掘られたのだろうか、住民は勤労に

かりだされなかったのだろうか

布良本土決戦陣地「坑道式砲兵陣地」跡

すぐそばの屋敷の方の山と聞く そこは相浜にあるが大神宮になると思う

その山主さんと近所でよくそこで遊んだりしたという人の案内で地下壕に入る

迷子にならないようにひたすらついていく 広い部屋らしきところもある

ぽっかりと空いた穴からは平砂浦がよく見える

詳しくはNPO安房文化遺産フォーラムのホームページを見てください

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小谷家住宅保存修理工事状況

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朝10時半 晴れてきました 工事状況を文化財審議委員の日塔先生、

施工者の菅田様、設計者の中村様、海の幸会の吉武様、吉岡様、事務局様、

館山市、所有者、保存会役員、事務局が集まり見ました

午後 コミュニティーセンターにて私は出席しませんでしたが

協議会がおこなわれたようです

縫初(ぬひぞめ)

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正月2日になると母が袋を縫って神棚においていた 子供の頃はなんで?だった

年齢が重なって俳句の季語の中に縫初(ぬひぞめ)とか初針があるのを歳時記を買って知った

母はその袋に船祝いの投げ銭を入れ、まとまると子供達が分けてもらっていた

その船祝いも布良も相浜もやらなくなった その後も

袋を作り私は気づくと一円を入れ ためて歳末募金にしていた

今は一円を使うことが多くてたまらない

今年は袋でなく母の思い出の着物で 腰布団、作衣、水屋の割烹着をつくった

作衣はウール、 割烹着は絹物、 腰布団はウール(綿を入れすぎたね)

本を見ながら2日からの仕事がやっと今日できた・・ふうー

今 私は目が悪いのに やめればいいのに ・・いらいらだからだめだね

作ってねと言われても私は不器用だから無理だよ・・・でも見てほしくてね

腰布団は温かくていいよ

 

 

 

松の内は終わり

お飾15日 大漁丼

相浜の二斗田地区にある相浜神社では15日に御飾りを境内で燃やす風習がまだ残っています

総代さんが火の番をしていて

”えー漁民の家のもん5人くらいは、さっき来てけっていったよ”

”おめはおせったのお”・・時計をみると8時30分・・みんな早いなー

昨年は小雪で今年は雨模様・・かってはここにみんなが来てお喋りに花がさいたもんだけど

コミュニケーションの場でもあったのにみんなが忙しすぎるのか、高齢者が多くなったのか

今は10人くらいとか ちょと寂しいね

さあ 燃やしたお飾りの灰をもらって家の周りに厄よけにまくよ

布良の総代さんの話だと本来は海辺で燃やし塩水をかけて家に持ち帰り灰を家の周りにまくとか

教えてくれたよ  布良はやってるのかな?

15日 これで正月の行事は終わり だからね、相浜亭で大漁丼を頼みましたよ

 

 

小谷家 増築部分の解体

今年も方言混じりのブログを書くかんの、よろしくね

天気がよく職人さんの仕事も はかどんべさね 小谷家の増築部分の解体が始まった

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我が家の話

お隣さんに植木職人さんがへえるとね、

よしみで我が家の庭の木 三本にも少しはさみを入れてくれてね

そりゃ 少しはお礼は包みますよ ありがたいことでね

おなじみさんになったせいか

植木屋さんが食ってくらっせ サツマイモとリンゴの入った焼スィーツ

”美味い! 焼き芋よりいっぺ ”うんうまいよ と

かってコックさんだったとか植木職人さんニコニコ顔

朝 雨戸をあけたら金柑の枝からめじろが二羽逃げていったね

植木屋さんのおかげでめじろも金柑をついばみやすかったのかもね

今日は富崎中(布良・相浜)今日は風もなく良い日和

海の幸記念碑に立つと下からいい香りが気づくと水仙 おもわずいっぱい吸う

海をみると三角の形の利島 台形の新島までみえる

海の潮目がとてもきれいで安房節の碑の所では三台車が止まって写真を撮っている

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