漁村日記

富崎小学校の子どもたち、ブリヂストン美術館へ

布良・相浜の子どもたち(館山市立富崎小学校)が、

東京ブリヂストン美術館へ、青木繁展覧会へ行きました。

明治37年夏、布良で描かれた《海の幸》はじめ多くの海の絵や、

翌年、同じ館山の伊戸の円光寺で制作された板戸の焼絵など、

本物の作品に出会えて、一同大感激でした!

110901富崎小(ブリヂストンツアー)

青木繁《海の幸》フォーラムが開催されました。

文化庁より「地域の文化遺産を活かした観光振興と地域活性化」の補助事業として、「青木繁《海の幸》フォーラム」が開催されました。

 ⇒ 詳しいレポートは、たてやま発見伝(館山市生涯学習ブログ) 参照。

日時 2011年8月27日(土)

会場 千葉県南総文化ホール小ホール

◆第1部 講演「布良という聖地~《海の幸》が生まれた場所」

   ・ 貝塚 健氏(ブリヂストン美術館学芸員)
   ・ 吉岡友次郎氏(NPO法人青木繁「海の幸」会事務局長)

◆第2部 《海の幸》井戸端会議

   ・ 石橋鉄也(青木繁ひ孫、石橋エータロー長男)
   ・ 小谷福哲氏(青木繁が滞在した小谷家)
   ・ 山口栄彦氏(布良出身・『鯨のタレ』著者)
   ・ 島田吉廣氏(布良漁協組合長・布良崎神社神輿世話人)
   ・ 鈴木聰明氏(館山市観光協会副会長)
   ・ コーディネーター 池田恵美子氏

主催  青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

NPO青木繁「海の幸」会から館山市役所訪問

青木繁が滞在した布良の小谷家住宅の保存基金を募る目的で、

全国の画家や美術大学の関係者の皆さんによる組織NPO法人青木繁「海の幸」会から、

大村智理事長と吉岡友次郎事務局長が、

館山市の金丸謙一市長と石井達郎教育長を表敬訪問され、

青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会の役員らも同席しました。

青木繁の没後100年にあわせ、今年は大々的に募金を展開する計画でいたところ、

東日本大震災によりあまり活発な活動はできないけれど、

将来に向け、館山市として後援名義や基金の受け皿などに関して、

力を貸してほしいというご依頼をしてくださいました。

ようやく、行政と民間が手をつなぎ、大きなプロジェクトが少しずつ動き出す第一歩でした。