里見氏叢書『今よみがえる里見忠義の足跡』
里見叢書シリーズ第1弾。
伯耆倉吉里見忠義関係資料調査報告書。
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安房国主・里見忠義は、1904年に徳川幕府の改易で伯耆国(鳥取県倉吉市)へ移封され、6年後失意にうちに没したといわれる。忠義の墓がある大岳院をはじめ倉吉市内のゆかりの史跡に残る、遺品や文書などを初めて学術的調査をおこなった報告書。
<サイズ:A3版白黒84頁>
【里見氏調査会】
・川名登=代表(千葉経済大学名誉教授)
・佐藤博信(千葉大学教授)
・滝川恒昭(千葉県立船橋高校教諭/東京大学史料編纂所国内研究員)
・和氣俊行(法政大学非常勤講師)
・愛沢伸雄(NPO法人安房文化遺産フォーラム代表)
<目次>
【Ⅰ報告編】
▶ 報告1
-里見交流〜里見氏の歴史・文化を活かした市民交流
-特別講演会・パネルディスカッション・里見交流会
▶ 報告2
-四十年以前の倉吉・堀村調査
-里見氏家臣堀江頼忠の軌跡〜安房国から伯耆国へ
-伯耆国における里見忠義に関する研究略史
-伯耆国における里見忠義関係史跡・遺品について
【Ⅱ史料編】
伯耆国における里見忠義関係史料について
・里見忠義・大岳院関係史料集成
(1)里見家奉行人連署証状
(2)里見家奉行人連署証状写
(3)伯州倉吉大嶽院校割惵
(4)棟札
(5)大岳院覚
(6)覚(大岳院由緒書)
(7)十一面観世音菩薩由来書
(8)當寺開山開基由来古記
(9)里見由緒之事
(10)大岳院由緒書抜書
(11)於伯州里見家由緒書
(12)大岳院由緒書
(13)大岳院過去帳
(14)里見忠義関係位牌
(15)大岳院住職書状
(16)「伯耆民諺記」抜書