関東大震災

1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模湾北西部を震源としてマグニチュード7.9の大地震が発生し、中央気象台の地震計の針はすべて吹きとばされました。この関東大震災によって、東京市と横浜市の大部分が廃墟となり、その被害は千葉県はじめ関東一円と山梨・静岡両県に及びました。

安房地域のなかでも館山湾岸沿いの館山・北条・那古は、地震により全壊したり、火災で焼失した家屋が全体の97〜98%にのぼり、関東大震災の被災地では最も大きな被害を受けた地域となりました。